津軽ラーメンと河童
2007-07-31


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7月31日(火)

 今日は浅草で津軽ラーメンとうたうお店でラーメン?をいただいた。
私の知る青森ラーメンは、黄色みの強い、ちぢれ極細麺なのだが、このお店の麺はストレートの太麺でカンスイ臭さ(卵臭)が弱い。私の認識とは真逆のラーメンであった。青森県も広いから、色んな麺があるのだとは思うが、ソレが本当に県の代表的なモノなのかどうかは、やはり現地に訪れてみないと判らないのかも知れない。
 今日のお店のソレは、どちらかと云えばラーメンではなく、うどん(特に讃岐うどん)に近いと思った。
スープは濃厚煮干出汁。あっさり濃い口醤油味だが、煮干の出汁は相当効いている。
メニューは、つけ麺タイプと通常のラーメンタイプと2種類あり、それぞれに大、中、小と(恐らく麺の量が違うのだろう)ランクがあり、850円〜650円と100円刻みの価格となっていた。
トッピングはチャーシューが5,6枚乗っていて気前が好い。他は葱、細めのメンマ(コレは手作りか如何か判らなかった)のみ。ゆで卵が50円、煮卵が100円とあった。
食いしん坊には、無料で御飯が付き、しかもお替り自由。これにも別料金だが、明太子などのトッピングが用意してある様である。
 一緒に行った同僚は、このお店のラーメンが気に入った様子だが、私はラーメンでは細麺が好きなので、うーん、如何でしょうかと云うところ。
スープに若干酸味が感じられたのも気になった。恐らく醤油の風味が変性したのだと思われるが?
シンプルなデリケートなスープなので、気配りが大変なのだと云う事は判るが、正直言って、もうひとこえの工夫が必要なのかもと思った。
 東京に来たら東京っぽくアレンジしなければと云う気持ちも判らなくはないが、個人的には、信念は曲げずに、ドンドン郷土料理を広めるつもりでやっていただきたいものである。
私たちの様な食べ歩きが好きな輩は、どちらかと云えば、美味しさや好みだけに拘らずに『本格』が食べたいのだから。

 お昼で仕事が終わったので、合羽橋まで散歩がてら足をのばし、前々から見学したかった曹源寺(別名:河童寺)前まで行ってみた。
前までと云うのは、実はこの寺、『河童の手のミイラ』や様様な画家が描いた『河童の天井絵』などを所蔵しており、アポをとればそれらを見せてくれるらしい。で、午前中に一報を入れたら、本日はご住職が不在と云う事で、河童堂の見学はできないと断られてしまったので、日を改める事にしたのである。来週あたり再度問い合わせてみる予定だ。
 私の今夏のテーマは『河童』である。
だから、今日はどうも気持ちがおさまらず、場所だけでも確認しておこうと、住所片手にお寺を訊ねた次第。
ちょっと迷ったが、見ーつけた。
ご近所の商店街には河童のオブジェがポツポツ置かれ、商店街の歩行レーンには、河童の絵が(写真参照)。確かにこの一帯だけは異色である。面白い場所だ。
 と云う訳で、夏が終わったら、ホームページにも河童の特集をアップするつもりである。さて、この夏どんな体験ができるやら?
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