今夏は河童だ!
2007-08-14


禺画像]
8月14日(火)

 明日から香月の保育園が夏休みになるそうだ。これで家族全員オフとなる訳だ。嬉しい反面、忙しくなるのが悲しい。
今日は、嫁と二人のうちに映画でも観に行こうと云う事になった。
残念ながら午前中、私は学校の点検があったので、午後から映画に出掛ける事になった。場所はさいたま新都心ムービックスシネマである。こんな機会も滅多にないので、調整して2本観る事にした。
 
 会社の同僚が、「『トランスフォーマー』は絶対にお勧めだ!」と言っていたので、あまりロボット系は得意でない方だが、騙されたと思って観て見た。
そしたら、あまりにも面白くて満足満足。
嫁も初めはシブシブしていたが、かなり面白かったと見え、劇場の外に出ると顔つきが明るくなっていた。私は、思わず同僚に「面白かった」のメールを送ってしまった。
 既に一本で腹一杯の我々だったが、実は二本目が私のメインであったので、嫁にもお付き合いを願った。夏なので、『怪談』とかホラーモノも捨て難かったのだが、やっぱり私の今夏テーマは河童なので、お約束通り『河童のクゥと夏休み』を観る事にした。
嫁は、「この手の映画ならDVDが出たら借りて観たら好いでしょうに」と言っていたが、観終えると感動して胸が熱くなっていた様である。
私も嫁と同意見である。
はっきり言って、最近の妖怪映画(実写も合わせて)の中では、群を抜いて面白かったと思う。
子供に限らず、大人、否、世の中へのメッセージ性の強さと良い、内容のバランスは抜群だ。また、他の妖怪も登場するが、決して欲張って居らず、妖怪好きな我々からしても好感が持てる。背景のレベルの高さとは裏腹な人物のデフォルメ具合がまた素晴らしい。その為、更に背景が引き立って、見ている側が映画に引き込まれる効果もあると思った。
主役クゥのキャラクターデザイン、声も愛らしかったし、文句なしだね。
観た人の心が、グッとプラス方向に動く、とても好い映画だと思う。
監督は、この映画を作るのが子供の頃からの夢で、10年間温めて仕上げた作品なんだそうだ。そんな熱さも感じつつ、コレは紛れもなく私の永久保存版である。
まだ観ていない大人、子供は絶対観に行くべし。絶対胸が熱くなる筈。観終えると自分が優しくなった気がするぞ!
やっぱり、河童はまだ日本にいるよ。
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